3月の下旬になると流氷は去っていく。 海岸近くではまだ、流氷の塊がプカプカと浮いて残る場合があるが、そんなに長い期間ではない。
春はもうすぐ近くまできている。漁船が活動し港に活気ガ戻ってくるのも、もうすぐ。これが「海明け」である。ニシン漁がおこなわれ、水揚されたニシンが市場を活気付かせる。
近所の人たちは流氷が去ったあとのオホーツクの海のみやげ物をありがたくいただくのである。